チョコレート鑑定家として世界中のチョコレートブランドのコンサルティングを務め、Vaのお店・green bean to bar CHOCOLATEのアドバイザーでもあるクロエ・ドゥートレ・ルーセルさんによる特別授業を行いました。 2日間という短い時間でしたが、講義・実習・テイスティングなど、さまざまな視点でクロエさんの知識を学生たちが肌で感じられる機会となりました。
実習では1年生ショコラ専攻に向けて、チョコレートの味を決める大事な工程である「ロースティング」を、 2年生ショコラ専攻に向けては、カカオ豆の味の特性をどう活かしていくか、滑らかさ・舌触りなどを左右する「コンチング」の授業を行いました。 クロエさんが話す内容を聞き逃さないよう、熱心にメモする姿も。
カカオ農家さんや世界のチョコレートメーカーの取り組み、そこから見える世界情勢まで、 学生たちはチョコレートを通して、ただ作るだけ・食べるだけではない、もっと奥の、広い視野で学ぶことを感じたようです。
実際に自分たちが作ったチョコレートを食べていただきアドバイスをもらえる貴重な時間もありました。 この2日間を通して、学ぶ楽しさ、見る視点、考えることの大切さを学ばせていただきました。